生理の時の〝あの現象〟

 

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キレイではないお話です。

お食事時の方はまた後日お願いします。

 

 

絶賛生理中の私は、いま死にそうになっております。

 

お腹が痛すぎて本当に死にそうなのです。 

子宮の痛みと共に腸の調子も悪いなんて・・・

 

まさにトイレとお友達。

大親友に近いかもしれません。

 

生理のときに子宮が痛いのはともかく、

なぜお腹まで下してしまったのか。

 

これは〝プロスタグランジン〟の仕業だ。

 

女性の体は、月経時に子宮が収縮する。

その子宮を収縮させる物質こそプロスタグランジンだ。

 

プロスタグランジンは子宮を収縮させるだけでなく、腸にも異常収縮を起こす作用がある。

その際には、下腹部痛や下痢を伴うことがある。

 

まさに今この状態である。

辛い、辛すぎる。

 

トイレで痛みに耐えながら、

昔の時代、切腹した武士はもっと痛かっただろう・・・とか、

高齢になって思うように体が動かないときの不自由さはこんな感じだろうか・・

とか、とにかく色々なことが頭を駆け巡る。

 

そして、改めて健康でいられることの大切さに気づく。

 

足を上げたいときに上げられること。

手先を器用に動かして細かい作業ができること。

近くのモノも遠くのモノも、難なく見ることができること。

飲みたいものを飲むことができるし、食べたいものが食べられること。

 

体が正常に機能しているということが、なんて素晴らしいことか。

体調が優れないときにはひしひしと感じます。

 

そしてしばらく経つと忘れます。

 

有難いことに、

(いま現在は)体が正常に機能している期間のほうが多いため、なんとなくそれに慣れてしまっています。

 

自分が痛みを感じる経験を元に、

もっと患者さんの痛みにも寄り添っていかなければと、こういうときに思います。

 

 

ところで、私はいま痛みに耐えながらこの記事を書いているわけですが、トイレではありません。

痛みのピークは過ぎたようですので、暖かいベッドに移動しております。

(辛すぎて痛み止め飲みました)

 

 

月に1度、こうして痛みに耐え、死んだほうがマシかもしれないなんて思って過ごしている。

 

生理が終わればすっかり忘れて、

また来月同じような試練がやってくる。

 

これがあと何10年も続くと思うとぐったりします。

 

 

おわり。